ナースこりん

ー米国NP取得を目指す現役ナースの記録ー

PVI, Brockenbrough

 

 

カテ研修順調に進んでおります

CAG,PCI,アブレーション,脳カテ、脚カテ、、

 

全て自立しなきゃいけない中で

PVIの治療が立て続いており

既に4件介助実施し、

 

 

自立までさせていただきました👍

 

 

 

 

PVIとは、afアブレーションのことで

af(=心房細動)という不整脈が出る心臓の

不適正に伝達される刺激伝導の通路を

アブレーションで焼き、断ち切るというものです

 

 

afの不正な刺激伝導は

左心房にある4本の肺静脈から発生する刺激

が原因らしいです

 

 

だから

 

 

肺静脈からの刺激を伝わらないように

アブレーションにより通路を焼いて

afが起きないようにします

 

 

つまり、肺静脈を隔離する、ということ

 

 

肺静脈がPV, 隔離はIsolation アイソレーション

 

 

だからPVIというらしいです。

 

 

afアブレーションと言えば分かりやすいのに

なんでPVIて言うのかなー?

て最初は疑問だったので

 

 

分かると、なるほどです。

 

 

このPVI治療の途中で

 

Brockenbrough  (心房中隔穿刺)

 

という手技があります

 

この名前の響きのまぁカッコ良いこと。

 

 

ブロッケンブロー⚡️

 

 

おぉカッコいい。。

 

 

しかもその手技そのものもカッコいい。

 

 

 

右心房にあるカテーテルを左心房に持っていくために

 

な、なんと

 

 

右心房から、心房中隔という壁の

卵円孔めがけて針で穴を開け、

左心房へカテーテルを通過させる、

というもの!⚡️

 

 

そんなことがあって良いのかと

最初は思いました、笑笑

 

 

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(画像:サイト 心カテブートキャンプ さんから)

 

 

でもこの心房中隔の卵円孔の薄い膜

 

胎児期はもともと無かったもの

 

胎児の時は肺循環がないので

右心房と左心房の通路が開通されています

そのあなが卵円孔

 

 

生まれて外の世界に出て

肺循環が始まると

その通路は封鎖され

卵円孔に膜ができます

 

ブロッケンブローで穿刺するのが

その膜の部分、というわけです

 

 

おぉ。。。。

 

 

 

 

 

 

 

経過記録に残すとき

 

はじめは

どんな手技が行われているのか

把握できなくて音で判断しました

 

 

 

バンッという音がするので

それで、ブロッケンブロー

と分かります

 

 

 

でも3回目の介助からは

カテーテルが心房中隔から

左心房に突き抜けている

エコー画像が見えて

 

 

 

 

 

 

 

おおー、、本当に突き抜けてるー、、

 

 

と感動しました。

 

 

 

 

 

 

 

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こんな小さな感動を作りながら

 

 

日々カテ研修を乗り越えています👩‍⚕️💉

 

 

 

次はCAG,PCI,PM植え込み

の介助に着く回数を増やして

自立を目指していきます。

 

 

 

 

 

 

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