V-A ECMO緊急入院
COVID-19のECMOを
みることが増えたここ一年
久しぶりにCOVID-19ではない病態の
ECMO緊急入院をとった
がっつり循環器のV-A ECMOだ
V-A ECMOは
COVIDの人に多いV-VECMOよりも難解だ
その緊急入院をとる
ということで
改めてとても大変だった
入院2、3日経って
状態も環境も
ある程度落ち着いたECMOをみるのと
入院をとるのとでは大きな違いだ
ERからICUへの緊急入院
ルート類もぐちゃぐちゃ、患者さんの清潔状態も整っていない、
医療機器もぐちゃぐちゃ、点滴もたくさんありすぎてぐちゃぐちゃ
IABP, 呼吸器、ECMO、一時中断したCHDF(透析)、
それから多量の点滴ポンプやシリンジ、ルート、、
そんな状態で
医師6名、看護師4名、CEさん3名くらいで
大掛かりな移動をしなければならない
無事ICUに到着後も
ルートを整えたり
ECMOやその他の医療機器の設定を整えたり
点滴の処方や流速の指示を確認したり
と同時に刻一刻と変化する
安定しない患者さんの状態を観察して
記録をしたり処置をしたり
ルート類を綺麗に消毒したり包交したり
環境整備をしたり、、、、、
多重業務にも多重業務
夜間は一息たりとも
休む間がなかった
そんな中
VT, VFなどなどの急変もあり
急変対応をしたり、、
急変対応は慣れているはずなのに
やはりいつもテンパる
(本日更新予定のACLSプロバイダー)
次々とやってくる新たなイベント、
しかしこれは大げさに言ってるわけでもなく
この時が特別忙しかったわけでもなく
ECMOを装着している重症患者さんは
これが当たり前なんだ
せめて
ルート類だけは綺麗にして日勤さんに送ろう
と奮闘していたけれど
結局日勤さんがくるギリギリ直前になっても
なかなか終わらなくて
IABPとECMOのルートは最低限綺麗にし
Vラインなどのルートの包交は
申し訳ないけど日勤さんごめん、
お願いします!(涙)
という感じで日勤さんに託すこととなった
入室してから時間がたって
落ち着いたECMOではなく
緊急入院のECMOをみるのは
本当に大変だなあと
改めて痛感した
-------------------------------------
だけどこれまた改めて実感したことは
私はやっぱり重症をみるのが
とても好きだということ
それから
みんなが避けたがる
ECMOを
私は積極的にみたい
ということ
ECMOをみれるなんて
本当にありがたいことだと思う
それに
ECMOをみれるだけの知識や経験を
常に積み重ねていきたい
って思う
今回は
もともとCOVIDをみる予定だったけれど
ECMOの緊急入院が来るとなって
受け持ちが急遽変更した
その采配をしたのが
師長さんだった
「こりんさんにECMOの緊急入院をとってもらおう」
そう判断されたことが
とても嬉しい。
--------------------------------------
今日はこれから
ACLSプロバイダーの更新に行って来る
今朝は4時に起きて勉強していた
またひとまわり
重症患者さんや急変対応に
自信をもって臨めるナースに
成長してやる。
------------------------------------------
✴︎ 夜๑ガスパール
クリックお願いします
please pochi ⤵︎
Instagram (@gaspardnight)
Twitter (@gaspardnight)
YouTube
--------------------------------------------